どこへ行っても改善しない変形性膝関節症の痛みは土井治療院へ

どこにいっても改善しない変形性膝関節症の痛みは8通りの鍼治療×18通りの整体で根本改善できます

どこにいっても改善しない変形性膝関節症の痛みは8通りの鍼治療×18通りの整体で根本改善できます

変形性膝関節症の真実①軟骨がすり減り、半月板に傷があっても膝の痛みは起きない

アメリカの研究でNBA(プロバスケットボール)で活躍する選手の中で、生涯1度も膝に痛みを訴えたことがない20名の選手のMRI画像を撮ったところ、なんと47,4%の選手に膝の軟骨損傷が見られ、20%の選手に半月板損傷が見られました。整形外科を受診すると多くの方が

「軟骨がすり減っているのが膝痛の原因です」

「半月板が損傷しているのが膝痛の原因です」

と言われることが多いと思います。しかし、バスケットボールはジャンプする、走る、中腰姿勢でディフェンスすると膝に物凄く負荷のかかるスポーツです。もし仮に軟骨損傷や半月板損傷が膝の痛みの原因であるならNBA選手はとっくに膝の痛みを訴えているはずです。

 

実は最新の整形外科学では軟骨や半月版には痛みを感じる痛覚受容器(自由神経終末)がないことがわかっています。軟骨がすり減っても、半月板が損傷、変性していても膝の痛みは起きません。

 

膝周辺の組織で痛みを感じているのは膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)、鵞足(がそく)と言われる腱組織、靭帯(じんたい)、関節包(かんせつほう)です。これらの組織に脳・神経の機能低下により過剰な負荷がかかり痛みを引き起こします。

 

そのため、いくら軟骨成分であるグルコサミンを飲んだところで痛みは改善しません。再生医療で高い注射を打ち、軟骨を再生しても膝の痛みは改善しません。

 

ただし気をつけないといけないのが軟骨がすり減り続け、軟骨下骨というところまですり減ってしまうと骨には痛みを感じる痛覚受容器がたくさんあるため、歩けないほどの激痛を起こします。

 

まとめると

軟骨はすり減っても膝の痛みにならない。しかしすり減り続けると激痛を起こす可能性がある。

・膝の痛みを起こしているのは膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)、鵞足(がそく)、靭帯(じんだい)、関節包(かんせつほう)。

 

軟骨がすり減ってしまうこと、膝周囲の痛みを感じる組織が損傷してしまうのは脳・神経の機能低下により歩行の際に2~3倍の負荷がかかるからです。脳・神経の機能を上げれば膝周囲にかかる負荷は減り、これらの問題は解決します。

変形性膝関節症の真実②関節が変形してしまうのは脳・神経の機能低下による歩行時にかかる過剰な負荷(メカニカルストレス)が原因

通常の歩行では体重の1.2倍の負荷がかかると言われています。脳・神経の機能低下があると2~3倍の負荷がかかります。例えば体重60キロの人だと2倍かかったとすると120キロ。1日歩く歩数が3000歩だとすると片足1500歩×120キロ=18万キロの負荷が1日にかかることになります。これを1週間、1か月1年と続けていくと負荷はどんどん増えていくのは想像できると思います。

 

負荷がかかり続けていると体は負荷に対して負けないように新しい骨を作ろうとします。これが骨棘ができたり関節面の面積を増やそうとして変形したりする原因なのです。

 

変形性膝関節症を根本から改善するには脳・神経の機能低下を改善し、歩行時にかかる関節への負荷を減らすことがカギとなります。

変形性膝関節症の真実③「老化による筋力低下が痛みの原因」は嘘

50代以降の方が膝の痛みで整形外科を受診すると「老化による筋力低下が膝の痛みの原因ですね」と言われることが非常に多いと思います。

これは膝が痛い人の右太ももの太さと左太ももの太さの周囲を測ったところほとんどの人が痛い側の太ももの周囲が細くなっていたため、老化による筋力低下で太ももの筋肉が弱って膝関節に負荷がかかっているという結論に至ったからです。

 

しかし、痛い側の太ももの筋肉が弱ってしまうのは老化が原因ではないのです。脳・神経の機能低下により歩行時に2~3倍の負荷がかかり、この負荷を支えるために過剰に太ももの筋肉を使うのでやがて太ももの筋肉は疲弊して弱くなっていきます。

例えでいうとブラック企業で働くサラリーマン状態です。本来歩行は神経的なコントロールでおこなうため、余計な筋力を必要としませんが、脳・神経の機能低下が起こると太ももの筋肉が過剰に使われて疲弊を起こし、筋肉が弱化してきます。

 

疲弊して弱化して小さくなった筋肉をさらに鍛えようとトレーニングしても益々疲弊し、膝の痛みは一向に改善しません。

 

筋力を鍛える前に脳・神経の機能低下を改善し、膝や太ももに過剰な負荷がかからないようにすることが変形性膝関節症の根本原因につながります。

 

変形性膝関節症がなかなか改善しないのは原因は13パターンあるから

変形性膝関節症の根本原因は脳・神経の機能低下です。脳・神経の機能低下により膝に過剰に負担がかかり、変形性膝関節症を引き起こします。

土井治療院では機能解剖学、機能神経学的観点から変形性膝関節症を引き起こす脳・神経の機能低下の原因を13パターン考えています。

多くの整骨院や治療院では変形性膝関節症の痛みの原因は

・骨の歪みが原因

・老化による筋力低下が原因

・筋肉の緊張が原因

と考えています。

「骨の歪み」「筋力低下」「筋肉過緊張」それぞれ起きていることもありますが、一番大事なのはなぜ膝に過剰な負荷がかかって痛みがでているのかです。

過剰にかかってしまう原因を取りのぞかないからいつまでたっても膝の痛みが改善しないのです。

 

土井治療院では13パターンある股関節の痛みの原因を様々な検査から的確に捉え、

8通りの鍼治療✖️18通りの整体を組み合わせた治療

をすることで痛みの根本改善が望めます。

変形性膝関節症の痛み(負荷)の原因①前脛骨筋の伸張性収縮不全による床反力衝撃吸収能力低下→膝関節への床からの衝撃増大

歩行時、踵接地した際にすねの筋肉(前脛骨筋)が働くことで床からの衝撃を吸収してくれるが、前脛骨筋が機能低下を起こして衝撃を吸収することができず、膝に床からの衝撃がかかり膝の痛みを引き起こす

変形性膝関節症の痛み(負荷)の原因②剪断(スラッピング)動作による下腿外旋、大腿内旋で起こる膝関節のねじれによる負荷増大

歩行時、つま先が床を離れる際に無意識に踵が内側に入る動き(スラッピング)が起きることを繰り返すと膝から下の骨(脛骨)は外旋、大腿骨は内旋位となり膝関節がねじれる形となり負荷が増大し膝の痛みを引き起こす。

変形性膝関節症の痛み(負荷)の原因③PMRFによる片側荷重&股関節外旋位による膝のねじれによる負荷増大

PMRF(橋延髄毛様体形成)という脳の部位に機能低下が起きると股関節は外旋位になり、膝関節でねじれを起こし膝の痛みの引き起こす。さらにPMRF機能低下側に重心が偏るため負荷が増大する。

変形性膝関節症の痛み(負荷)の原因④過去の捻挫などによる固有受容感覚からの入力低下により回内足になり、床からの反力が吸収できず膝への衝撃増大

過去の捻挫や疲労骨折などが原因で足首~足部にかけての固有受容感覚の機能が低下すると回内足(偏平足)になり、歩行時に踵をついた際に床からの衝撃吸収が足首周辺でおこなえず、その分膝への衝撃が増大して膝に痛みを引き起こす。

変形性膝関節症の痛み(負荷)の原因⑤小脳機能低下による股関節内旋位、ニーインによる負荷増大

脳の小脳(しょうのう)という部分の機能低下が起きると股関節は内旋位になる。その結果、膝は内側に入る動きとなり、歩行時に靭帯での支持機構が使えず、膝周辺の組織に負担をかけ痛みを引き起こす。

※脳のMRIやCT検査で問題が見つからなくても小脳の機能低下が起きることはあります(病気ではない)

変形性膝関節症の痛み(負荷)の原因⑥交感神経過剰優位による過緊張→骨盤前傾→股関節内旋→ニーインによる負荷増大

自律神経の交感神経が過剰優位な人は背中の筋肉(脊柱起立筋)が過緊張を起こし、骨盤が過剰前傾してきます。骨盤前傾すると連動的に股関節は内旋位になるため、膝は内側に入る動きとなり、歩行時に靭帯での支持機構が使えず、膝周辺の組織に負担をかけ痛みを引き起こす

変形性膝関節症の痛み(負荷)の原因⑦交感神経優位による屈筋群過緊張(外側広筋、大腿筋膜張筋)、伸筋群弱化(大殿筋、ハムストリングス)によるアンバランスによる負荷増大

自律神経の交感神経が過剰優位な状態が続くと屈筋群()が過緊張を起こし、伸筋群が弱化してくるというアンバランスが起きてきます。その結果、太ももの前の筋肉である大腿四頭筋(外側広筋)に過剰に負荷がかかるようになり膝に痛みを引き起こす。

変形性膝関節症の痛み(負荷)の原因⑧交感神経優位による炎症反応促進、痛みの閾値低下

自律神経の交感神経が過剰優位な状態が続くと炎症反応が促進されるので

「いつまでたっても腫れがひかなくて痛い」

といった症状を引き起こします。また痛みの閾値が下がるため、痛みに敏感になりシップや痛み止めを飲んでもあまり痛みが変わらない膝の痛みを引き起こす

※シップや痛み止めといった消炎鎮痛剤は交感神経優位にするので長年使用している人は益々治りづらくなる。

※一見、自律神経は変形性膝関節症と関係なさそうですがとても関係が深いです。

変形性膝関節症の痛み(負荷)の原因⑨脳の可塑性による痛みの神経回路増大

脳は「痛い」という状態が数か月続くと、痛みの神経回路を強化してしまうため、膝関節に問題がなくても脳が膝に痛みを出すようになってしまう。

変形性膝関節症の痛み(負荷)の原因⑩脳の前頭前皮質内側部の機能不全による痛み増大

脳の前頭前皮質内側部という部位に機能低下が起きると慢性痛を引き起こすと言われている。

変形性膝関節症の痛み(負荷)の原因⑪運動不足による身体位置覚の機能低下並びに脳の頭頂皮質機能低下による慢性痛増大

長年、体を動かすことをしないと膝の関節位置覚や膝周辺の筋肉の筋紡錘といった体の状態を脳に伝える機能が低下すると共に、それらの情報が伝わる脳の部位の機能低下が起きる。

その結果、脳は自分の体を把握することができなくなり、筋肉に過緊張を起こしたり膝に痛みを起こしたりする。

変形性膝関節症の痛み(負荷)の原因⑫長期の恐怖心による脳の前頭前皮質外側部(DLPFC)の機能低下による痛みの回路抑制が効かなくなり慢性痛を引き起こ

長期に恐怖心や不安感があると脳の前頭前皮質外側部(DLPFC)という部分の機能低下が起きて、痛みを抑制する回路が働かなくなり、なかなか治らない膝の痛みを引き起こす。

変形性膝関節症の痛み(負荷)の原因⑬運動不足による脊柱の姿勢維持筋弱化による腰椎後湾、骨盤後傾姿勢、膝屈曲位による膝への負荷増大

運動不足で背中が丸くなってくると骨盤は後傾してくる。その結果膝は常に曲がった状態になってしまう。歩行時に膝が曲がっていると体重の2~3倍の負荷が毎回かかるようになり、膝に痛みを引き起こす

当院での施術

長い間変形性膝関節症の痛みを患っている方は上記であげた膝に負担を増やす13個のパターンが複数起きていることがほとんどです。多くの整骨院、整体院では体に関する知識量が少ないため、変形性膝関節症の痛みを起こす13個の負荷を知らない院がほとんどです。また、多くの技術をもっていないため、筋肉やゆがみに対してのアプローチだけになってしまい、変形性膝関節症の根本改善をすることはできません。

例えば筋膜リリースをしたとしても筋膜にかかってしまう負荷のパターンを知らないため、再び痛みは戻ってきます。

「治療をした後は楽になるけど痛みが戻ってしまう」

ということはないでしょうか? それは筋膜をリリースしても筋膜にかかる歩行時の負荷を改善できていないため、すぐに痛みがもどってしまいます。

土井治療院ではセミナー総額2000万円以上費やし、変形性膝関節症に対する知識、技術を磨いてきました。

8通りの鍼治療と18通りの整体治療を組み合わせ、膝の負荷が増大する13個の脳・神経の機能低下を改善することでどこへ行っても治らなかった変形性膝関節症の痛みを改善し、変形の進行を防ぐことができます。変形性膝関節症に対してこのようなアプローチができるのは当院のみです。変形性膝関節症の痛みでお困りの方はぜひ当院へご来院ください。

土井治療院