【仙腸関節性腰痛】を改善する〇〇筋剥がし

今回は仙腸関節性腰痛を簡単に楽にする整体についてお伝えしていきます。

30秒あれば、一人でも出来るオススメの整体法なので是非ご覧になってください。

仙腸関節は仙骨と腸骨を繋ぐ関節となります。仙腸関節のあたりが痛いという方がいますが、仙腸関節に直接アプローチをかけることは出来ないので、仙腸関節の上にある多裂筋という筋肉にアプローチをかけていきます。多裂筋にアプローチをかけることで「骨間仙腸靭帯」という仙腸関節で痛みを出している組織にアプローチが出来、仙腸関節性腰痛の痛みを改善することが出来るのです。

やり方としては背骨の真ん中から仙腸関節に向かって、多裂筋をずらして(潜り込ませて)いきます。多裂筋をずらし伸ばしていくことで、骨間仙腸靭帯にいく仙骨神経後枝外側枝という神経の癒着による引っ張りが取れ、仙腸関節に出ている痛みを取ることが出来るのです。

①まず立った状態から前屈、後屈を行いどちらで痛みが出るかを確認しておきます。

②背骨の真横に指を置き、外側に筋肉を剥すように滑らせる。

力はそこまで入れず、決してギュウギュウやる必要はないので、出来る範囲で行います。30秒程行って下さい。

服の上からでも大丈夫ですが、直接、肌に行った方が効果は高いです。

仙腸関節の場所がわからない方は腰骨の天辺を触り、内側を辿りながら下がっていきます。こんなにも下かと思うぐらい下でも大丈夫です。仙腸関節の下の方に問題がある場合、この部分を行わないと、なかなか症状は改善しないので、ある程度下の方まで行うイメージでやりましょう。

一回30秒程度行い、毎日行って頂いても問題ありません。

これで痛みが改善する方は仙腸関節性腰痛なので、引き続き行うようにして下さい。

逆に痛みが戻ってしまう方は、仙腸関節のセルフケアをプラスで何かを入れた方が良いです。

今回ご紹介したのは短い時間でも一人で簡単に出来て効果の出せる整体法となっています。隙間の時間を使って、是非試してみて下さい。

土井治療院