関節リウマチは、 発症直後の自覚症状が軽く、非常に気づきにくい病気の一つと言われています。
そのため、発症直後は「単に疲れているだけ」だと思いこみ、気に留めないケ ースが多くあります。
「ペットボトルのフタが開けられない」「起床時に手がこわばって動 かしづらい」といった変化を感じ始めたら、それは初期段階の関節リウマ チかもしれません。
まずは、ご自身で出来る「初期症状を見抜くポイント」をご覧ください。
そして、普段からできるだけご自身の身体の小さな変化を気にしてみてください。
【チェックリスト】
【チェックリスト】
■身体症状
・体がだるい
・微熱が続く
・食欲がない
・体重が減る
・貧血気味
■日常生活での症状
・朝方に手がこわばる
・洋服の脱ぎ着、日常的な身支度がしにくい
・椅子からスムーズに立ち上がれない
・ペットボトルのフタが開けられない
・水道の蛇口がひねりにくい
・お箸が上手に使えない
・ドアノブが回しにくい
・家の鍵が開けにくい
・靴紐が結びづらい
・ハサミが使いづらい
・パソコンのキーボードが押しづらい
・吊り革を持つと手に違和感を感じる
・テレビのリモコンが押しにくい
・今までスッと入っていた指輪が関節にひっかかるようになった
身体からのサインを見逃さないでください
いかがでしたか?
中には意外だと思われた症状があったかもしれませんね。
チェックリストの項目に当てはまると必ず関節リウマチという訳で は在りませんが、実際に患者様からの声で多いものばかりで、
実はこれら全ての症状は、手指の小さな関節に炎症が起きているサインなんです。
手指に限らず関節リウマチの代表的な症状は「朝方の関節のこわばりや腫れ」です。
朝方に症状を感じやすい理由として
就寝中に人は同じ体勢でいるため、リウマチの原因である炎症物質などが関節に停滞してしまうからです。
それでも、リウマチ初期の頃は身体を動かしているうちに血液の流れが良くなり炎症物質なども一緒に流れることで、こわばりは消えていきます。
ただし、朝に限らず昼や夜も上記の症状が続く場合は注意が必要 です。「おかしいな」と感じたら疲れや疲労のせいと決めつけず、身体からのサインを無視しないようにしてください。
記事監修者
土井治療院 院長 土井亮介
【臨床経験23年】
「良い」と言われる施術技術があれば、北は北海道から南は九州までどこへでも足を運び、鍼灸・整体・気功・波動療法・エネルギー療法などさまざまな技術に磨きをかけ続け、セミナーに掛けた総額は2,000万円以上。あらゆる不調を改善へと導くため今でも絶えず技術の追求をし続けています。2013年「土井治療院開院」。これまでの延べ臨床数176,123名。
【保有資格】
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
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